どこに座ればいいの?初デートでの席に関する心理戦

どこに座るべきか?座ってもらうべきか?初デートでの席選び

初デートで気になるのが、レストラン等での席選びです。一体どこに座ってもらうのが良いか、意識したことがない男性ではとても戸惑ってしまうことがあります。「はっきりした先輩と後輩(同性)」などであれば「先輩が上座」だとか分かりやすいものですが、デートではそこまでかしこまる必要もありません。

しかし、どうでも良いかといえば、それもまた考えもの。「席なんてどこでも良い」と言い合える関係になるためにも、初デートでの席選びは大事なのです。

デートではスマートさも大事で、決断力のある部分も見せたいところです。現地に行ってから「こうが良いのか、いやこちらが良いのか」などとやっていては、印象はとても悪くなりますので、「大体の考え方」を決めておいてから、現地で臨機応変に対応すると良いでしょう。

定番&無難。男子は通路側に座る(対面席)

やはり、定番なのは「男子は通路側に座る」というもの。対面席での話ですね。奥側の席はフワフワと座り心地が良いもので、男子より歩き疲れやすい女子は単純に喜ぶことも多いものです。

あらゆる場面でこれがベストとは限らないものの、「何この男子?」と思われることもまずありません。世界の多くの地域でも定着しているマナーですから、「マニュアルを読んでいる」「女性慣れし過ぎている」だとか思われることもなく、無難です。

野球で言うなら、インコース低めに速球を投げる、内角高めを狙うなど、無難な投球術です。心理戦として特別な効果はありませんが、「しっかりしている」「常識的」といった印象を与えられます。

強いて記すと、まごつかず、さっと自分が通路側を選んでイスを引き、先に座らず、手で奥に座るよう示すことです。無難なテクニックだけに、適度に洗練されている印象をプラスしたいものです。

奥の席、通路側の席、どちらが良いかを聞いてみる

対面型の場合、たとえば上下関係のない男子同士で行った場合、どちらが使いやすいと思うでしょうか?やはり、お手洗いに行ったり、電話をしに少し席を外したりとしやすい「通路側」を好む男子は多いはずです。

化粧室を利用したりは、女子のほうがより望むことでもあります。文字通りメイクを少し直したり、髪を直したり男子のしない色々なことをするからですね。

ひとまず女子に奥に座ってもらった上で、「席とかって、通路側のほうが好きだったりする?」なんて聞いてみてもいいですし、レストラン等に向かう前、何気なく話題に出しておいても良いかもしれません。

「とにかく奥に座らせる」という男子よりは、「習慣にとらわれない、自由な男子」「本当の意味での配慮ができる男子」といった印象を与えられます。あくまでも「聞く」ことが大事で、「通路側が便利だろう」といきなり、先に奥に座るだとかはNGですよ。

景色を優先して考える

奥側なのか、通路側なのかではなく、「景色が良い方の席」に女子に座ってもらう方法もあります。カウンター席や、最近話題のL字席でも使える方法です。

店内にこれといった特徴がなく、外の景色がきれいであるなら、窓際の席の場合通路側のほうが視界を楽しめる席になりますね。反対に、壁際の席で特に壁に面白い絵などもないとすると、通路側の人は壁しか見えないことになります。

インテリアに工夫が凝らされており、外の景色はそうでもない・あまり良くないというのなら、壁際の場合奥の席のほうが目に映るものは良くなりますね。

このあたりは、特急列車や飛行機などと似たイメージですね。初デートでそれらに乗ることは稀だとしても、レストランに応用してみるのです。列車や飛行機では窓際のほうが景色が良いですが、レストランの対面席では逆になるのがポイントです。

「こっちの席のほうが色々、見えて面白いんじゃないかな」などと、気軽に話してみましょう。とっさには判断できないケースもあるため、レストラン情報サイトなどで店内の雰囲気、外の風景が良いかなどをざっと知っておくと良いかもしれません。

「気がきく男子」との印象を与えられます。ただしレストランの構造により、どちらに座ったら景色が良いか微妙な場合にこだわりすぎると、「細かすぎる男子」とのレッテルを貼られてしまうこともあるので、状況がハッキリしているとき限定にすると良いでしょう。

結構使える「4人席に、斜め横」座り

レストランによっては、2名席やカウンター席があまりなく、「4人用」の席が多いこともあります。こういう場合では、お互いに「斜め前」に相手が来るように座ります。

こうすると、対面しているときの緊張感、あるいは時に一方が与えてしまう威圧感なども生じなくなり、素直に話しやすくなります。また、まっすぐ正面を見れば相手はいないわけで、見るとすれば「あえて見る」という感じになります。これゆえ自然さとドキドキ感を両方味わえるのです。

そう混んでいないレストランの場合、2人用テーブルを使っていても、少し多めに料理を頼めば、隣の2人用テーブルをくっつけてくれる場合もあります。そこで「斜め前」スタイルとできるとこれも自然です。

4名席でも「奥」「通路側」がある場合、特に理由がなければ男子は通路側とすると無難です。心理的には、相手に必要以上の緊張感を与えず、逆に自分が緊張してしまうことも防げるテクニックとなります。

なかなか奥が深い「席選び」

「ひとまず女子は奥に」もアリはアリですが、それだけでも面白みに欠けます。「初デートは無難に」といった気分も解りますが、初デートだからこそ印象的なものにする、という考え方も大事です。

レストランでの席選びにはどうしても迷うものですが、「どこに・どちらに座っても全く同じ」という状況はまずないのですから、逆にその違いを活かしてみるのが良いでしょう。

わざわざ練習する必要まではないものの、同性の友達、あるいは姉や妹などと外食に行った場合、「ここを初デートに使うのだったら、女子をどこに座らせるのが良いんだろうか?」と意識してみるだけでも、だいぶ違ってきます。

また、普段の食事から、カップルと思われる人たち、あるいはそうでなくても仲の良さそうな男女をチラリと観察してみることでも、席について何かが見えてくるかもしれません。

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sette

アラフォー社会人となっても、心理学・社会心理学の学びを続けています。日本心理学会認定心理士。人間の行動や認知メカニズムを知りたいとの好奇心から、心理学に関心を持ち、はや20年。机上の理論ではなく、実体験もふまえて、平易に楽しくお話します。地味でも効果的なテクニック、大胆な手法、おもしろテクまで。女性の心だけでなく、男性の心にもしっかり着目。コレ重要です。「叶いそうにない恋、厄介な男女トラブル、どうしてモテないのかわからない…」などなど、難しく思える状況も、案外カンタンに打開できることを知ってもらいたく思います。