彼女が餃子嫌いと発覚したときの理想的な態度とは?
あなたがこよなく愛する餃子を、これまた大好きな彼女が嫌いと言ったら、あなたならどう対応しますか?
彼女に嫌われまいと「オレも実は餃子が苦手で・・・」と嘘を吐いて誤魔化すのか。
それとも「オレの好きなものを否定するなんて、そんな女とは付き合えない」と突き放すのか。
いずれにしても、どちらの対応も正しくはありません。
お付き合いしている彼女と嗜好が異なるのはありがちなことで、考えているよりも大きな問題ではありません。
つまり、その場しのぎで嘘をういたり、彼女を全否定してしまうことの方が大問題。
正しくは、「君は嫌いなんだね」とそのままの彼女を受け入れることが大切なのです。
自分の好みを押し付けるのはタブーと心得よ
彼女が餃子を嫌いだと言ったら、そのまま受け入れればいいのです。
間違っても「でも、オレの母親が作る餃子だったら食べられると思うよ」「行きつけのニンニクなし餃子は絶対に食べられるはず」と決めつけるのは止めてください。
彼女にだって言い分はあるのです。
手作り餃子の中に虫が入っていた嫌な思い出故に食べられないことだってあるでしょう。
つまり、好みを押し付けてはなりません。
男性にありがちなのですが、「オレのおすすめだったら信用して間違いないから」と自分の言い分を押し通して、ご満悦になっているタイプは見苦しい限り。
餃子を食べないオレの彼女のことも愛してください。
どうして嫌いなのかを聞くのも大切なコミュニケーション
でも、なぜにあなたの彼女は餃子が嫌いなのでしょうか。
そこが大切です。
そして、そのことを流してしまわないようにするのがポイント。
「どうして嫌いなの?」と一言、真摯に声を掛けてください。
もしかすると、「人生最初の餃子は給食に出たもので不味すぎた」という他愛のないものかもしれません。
でも、彼女に取ったら日本人の大半が好きであろう餃子が二度と食べられないくらいに衝撃的な不味さを味わったわけです。
その理由にあなたが納得してもしなくても、彼女にとっては蔑ろにできない事実であることは確か。
それを「そうなんだ」と一笑に付さず、すんなり受け入れられるくらいの器の大きさが理想ですね。
一緒に食べたいという気持ちを改めて伝えることはあり
もしも、あなたの中に「大好きな彼女と大好きな餃子を一緒に食べたい」という気持ちがあるのならば、それを正直に打ち明けるのはありです。
それは、例えそれまでの人生で受け入れられなかった餃子のことも、あなたという大切な存在の前では改まる可能性もあるからです。
そのことをストレートに伝え、「今度、一緒に食べに行きたい」という願望をダメ元でお願いしてみましょう。
もしかするとダメかもしれません。
反対に、「じゃあ、久しぶりだから食べてみようかな」という気持ちになってくれるかも。
そのような流れになったら、そんなふうに折れてくれた彼女に感謝の言葉を伝えてください。
こういったやりとり、気持ちを共有することはお付き合いをするうえでとても重要です。
手作り餃子を食べてもらうくらいの手間はあって然るべき
餃子嫌いの彼女が「食べてもいい」という姿勢を示してくれたら、あなたも相応に誠意を見せて然るべきです。
例えば、人気餃子店の餃子を食べに連れて行ってあげる。
これはお金を使ってみせる誠意。
また、自分で手作りの餃子を作り、御馳走してあげるのもいいですね。
これは自分ができることの精一杯を彼女に与える最上の誠意のひとつといっても過言ではありません。
相手の気持ちに寄り添う裏側では、自分の手間や時間を惜しんでいてはダメ。
その誠意があればこそ、彼女はあなたへの愛情を深め、「この人とは苦手なことにも挑戦できて、どんなことも乗り越えられる気がする」という気持ちにさせるのです。
自分の苦手も曝け出し、彼女のためにチャレンジする
さて、彼女が好きにならずともあなたの大好きな餃子を食べることに挑戦してくれたら、あなたも同等に彼女に歩み寄ってみましょう。
こういった譲歩はどちらか一方だけが行えばいいというものではありません。
例えば、彼女が好きなスイーツ巡りに付き合うとか、買い物に付き合うことでもOK。
どれもあなた自身が好きになる必要はなく、あくまでも「この間、餃子に付き合ってくれたお礼」という体で構いません。
でも、そういった「お互い様」精神はとても大切。
お付き合いが長くなればなるほどに二人のパワーバランスが崩れてしまうことが往々にしてあります。
どちらか一方だけがいつも我慢を強いられるなんてお付き合いが長く続くはずがありません。
お互いに幸せになれるよう、いつもフェアでいられるといいですね。