浮気を疑っているからって盗聴はあり?

浮気調査に盗聴器を利用するのは有効なのか

最近彼女の様子がおかしい、彼女が浮気をしているかも知れない、一緒に住んでいるアパートや彼女の家に男を連れ込んでいるのではないか、男とどこかで落ち合ってホテルにでも行っているのではないかと疑い始めると不安で仕方なくなります。

そんな時に盗聴したいという考えが頭をよぎるのはごく自然なことです。

浮気しているのていないのか真実を知りたい、もし浮気をしているのなら彼女も男も確実な音声証拠を突きつけて責任を取らせたいと思うでしょう。

浮気に対して盗聴器を使いたいという気持ちはよくわかります。

盗聴器で証拠をつかむことが決定的な転換点になりあなたにとって有利になることも考えられます。

しかし盗聴は限りなくグレーな行為で、逆にあなたを追い詰めるかもしれないという可能性について知っておきましょう。

盗聴は法的にはグレーな行為

事実を知りたいというためだけならばあなたのアパートにあなたが自分で盗聴器を仕掛けるのはあなたの自由です。

あなたのアパートに彼女が男を連れ込んで浮気をしていたというなら言い訳のしようもありませんし、あなたにとって有利な証明になるでしょう。

あなたと彼女がもう婚約しているのならば損害賠償請求もできるのですが、盗聴という行為は法的には違法な手段による証拠収集の手法なので、違法収集証拠と呼ばれています。

ただし、違法収集証拠が法的に無効かというと、必ずしもそういうわけではありません。

こういった事実確認のための盗聴に証拠能力があると認定されている判例も多くありますがグレーゾーンで、裁判で長期間の争いになることがあります。

きちんとした法的解決を望むなら弁護士や、弁護士の紹介する探偵事務所に依頼して事実確認する事をおすすめします。

盗聴が逆にあなたを追い詰める可能性

浮気をした者同士はあなたに心身的ダメージを与えていても自分たちを正当化して開き直る事があります。

盗聴した事をプライバシーの侵害だ、DVだと言い張るかも知れません。

あなたと彼女が付き合い始めたばかりで、思い入れもそれほど深くなく、盗聴結果を確認して呆れてしまうような女性だったらあまりかかわらずさっさと別れてしまった方がいいでしょう。

盗聴はいざという時には切り札になるかもしれませんが、あなたが罪に問われかねない場合もあるので注意してください。

彼女だけが住んでいるアパートに仕掛ければ住居侵入に問われかねないですし、彼女のバッグに密かに取り付けるのも違法性が高い行為です。

また頭に来たからと言ってその盗聴結果を周囲にばらまいたり、誰にでも言いふらすのは事実でも名誉毀損に当たる可能性があります。

最悪の事態も視点に入れておくこと

自由恋愛をしている男女が浮気をしても法的責任を追及するのは難しいことです。

また、開き直られてこの声は自分じゃないと言い張るかもしれません。

動かぬ証拠だと思って相手に突きつけてもしらを切られると今度は浮気が地下に潜ってさらにわかりにくくなる可能性もあります。

あなたがひょっとしたら想像しているように彼女が泣いて謝って浮気を終わりにしたり、男も謝って来るだろう、というのは必ずしも実現しません。

盗聴器を仕掛けたことを逆手に取られて、彼女がこんなことまでする男だとあなたのことをあざ笑うという最悪の結果も感じられます。

彼女が自分の友人やあなたの友人に対し、妄想癖がある男と言いふらすかもしれませんし、あなただけが仲間内で信頼を失うという最悪の事態もあり得ます。

盗聴結果の有効的な活用法について

それでは盗聴器を仕掛けることがまったく無意味なのかというと、自分の部屋に仕掛けることは全く問題ないわけですし、法的証拠収集のためではなく、事実確認のためだということを自分で納得しておけば期待外れにはならないでしょう。

もし盗聴器でクロという結果が出たとしてもそれを相手に突きつけるかどうかも微妙な判断が必要です。

浮気をしていたとしても、彼女に反省を促してやめさせてもう一度やり直すのであれば、なるべく彼女の口から自白させましょう。

あなたが盗聴していたという事実は、相手に責任があっても信頼関係を根本的に壊しかねない劇薬なので、ギリギリまで決定的な証拠は突きつけないようにしましょう。

これで関係を終わりにするということももちろんあなたの自由です。

傷口を深くしないという賢明な選択かもしれません。

明るく晴れやかに人生をやり直すのです。

証拠確認と浮気防止は関係ない

盗聴して証拠がつかめれば簡単に相手を懲らしめられるという先入観を持っている人は多いかもしれません。

しかし、盗聴行為を法的に正当化することと、その結果を有効に活用するということにはさまざまな困難さがあります。

盗聴で証拠が絶対につかめるわけではありません。

また、携帯を勝手に見たりGPSの取り付けも違法性が高い行為です。

彼女の浮気を物証や状況証拠で確認することができたとしても、それを元に浮気をやめさせるのは難しいことです。

いつ浮気を繰り返すかわからない相手と交際を続け、常に不信感を抱き、浮気場面を思い出してフラッシュバックを起こしながら苦しみ続けることは相当に辛いでしょう。

婚約関係にある彼女に慰謝料請求をしたいのなら弁護士に証拠収集の方法についても相談しましょう。

自由恋愛の段階で浮気する相手は、法的には賠償や謝罪の義務すらありません。

浮気する相手は何度も同様の行為をする確率が高いという俗説はかなり信憑性があるということも知っておいてください。

ABOUTこの記事をかいた人

ひなた あきら

ひなたあきら 42歳 フリーの心理カウンセラーです。 30歳の時にうつ病発病、自己治療のためにヒーリング、心理学、夢分析、催眠などを猛勉強しました。恋愛自由人でなぜか女性との付き合いは欠かしたことがありません。