浮気で傷ついた!名誉棄損で訴えて慰謝料をもらうことはできる?

名誉毀損で訴えて浮気を罰したい

浮気された、大抵の場合相手は彼女と一緒になってあなたのことを悪しざまに周囲に話しています。

男として不甲斐ない、性格に問題がある、DV男だ、ひどい場合には性的不能だと言っている場合すらあります。

彼女はかわいそうな立場だから浮気せざるを得なかった、彼女の方が被害者だと言いふらされているかもしれません。

こんな話を伝え聞いたら、普通の男性だったら怒り心頭、彼女と相手の男をまとめて訴えて慰謝料を請求したいと思うようになっても当然でしょう。

ただ、どうしたら合法的に慰謝料を請求できるのかわからないですし、法的には素人のあなたが金銭を請求すると恐喝になりかねません。

うまく話を進める方法について考えてみましょう。

相手に罪を思い知らせるために

浮気した方は罪悪感がないものです。

あることない事を言われてあなたは腹が立ちますが、その一つ一つについて、あなたの方が自分は悪くないと周囲に立証して回らなければならないのでしょうか。

あなたが自分の無実を証明しなければならない立場は論理学では「悪魔の証明」と言われていて、ほぼ不可能な事です。

だからといって黙っているわけにはいきません。

実は名誉毀損は、相手が言っている事が事実であれ、虚偽であれ、こちらの名誉が傷付く場合には相手方を訴えることが可能です。

こちらが精神的に傷ついたという主観的な事実が存在すればいいのです。

法的証拠保全が大切に

法律的には名誉を不当に傷付けられたので、それは不当な行為だということで相手に損害賠償義務が発生します。

このあなたの権利を民事上、不法行為による損害賠償請求権と呼びます。

こういった場合、名誉毀損されたあなたが自分を守ろうとして周りを説得する場合が多いです。

信頼回復という点ではそれも有効ですが、慰謝料請求という点ではあまり関係がない事です。

あくまで相手がこちらを誹謗中傷したという事実が大切なので、いつ、誰にどんな風に相手があなたの悪口を言っていたかの事実を集めましょう。

もし相手がSNSをやっていて、そこであなたの悪口を言っていたらその記録も証拠保全しましょう。

法的に許されない行為には制裁を

名誉毀損は刑法上犯罪にも問われ、また民事上も許されることではありません。

ただ、浮気が彼女と相手方の間で行われたという事実だけがあって、それを誰も知らない。

2人が悪口を誰にも言っていなかったなら、名誉毀損は民事上も刑事上も成立しません。

浮気=名誉毀損にはならないということについて注意しておきましょう。

ただし、浮気をするような男は他人の気持ちを考えることが少ないので、それとなく周囲に聞いてみると、浮気を自慢していて、あなたのことをけなしている場合が多いでしょう。

証人になってくれる、信頼できる味方が多ければ多いほど名誉毀損は立証しやすくなりますので証人を数多く確保します。

一人で全てを行おうとしないこと

それでは実際にどのようにして浮気相手に慰謝料を請求するかですが、相手への法的に強力な通告としては、内容証明郵便があります。

ネットでも書き方の見本例がありますが、合法的に送達できる文書だからといって、金額を決めて請求すると、それでもあなたが脅迫や恐喝になってしまうことがあります。

慰謝料請求をして、最終的に示談交渉をして示談成立、示談金受け取りまでの一連の流れを素人が行うのはかなり複雑で難しい行為です。

法的専門家の助力がないと難しいので、まずは役所で行っている無料法律相談などを活用して、法的な解釈をはっきりとさせておきましょう。

何のための制裁かをよく考えてから

弁護士に正式依頼して名誉毀損の損害賠償請求をする際には、弁護士依頼の着手金から成功報酬まで含めて数十万円はかかります。

名誉毀損で請求できる慰謝料は10万円程度と低いことも多いので、お金のためというよりは、名誉回復のために訴えることを覚悟しておきましょう。

名誉毀損罪があるので刑事事件にもなりますが、告訴が必要となります。

素人が告訴状を作成するのは困難で、警察も民事不介入の立場を取るので事件化するのは難しいですが、もし告訴できたら相手には相当強力なプレッシャーになります。

弁護士さんとよく相談してみましょう。

それに比べて不倫による不法行為の慰謝料は請求しやすいです。

ただ、お金がない、払う気がない相手から取るのは至難の業です。

恨みは人に負のエネルギーを与えます。

過去を忘れて新しい人生を生きるという選択も忘れないでおきましょう。