浮気の証拠を収集。録音するときに気を付けるべきこととは

浮気は録音で完全な証拠保全をしよう

浮気された、これは男にとっては屈辱ですし、相手を訴えたいと思うぐらい腹が立つのは当たり前のことでしょう。

ただし、妻や婚約者、浮気相手が「浮気した」と口で言っても、ただそれは話しているだけのことです。

浮気している様子だということを雰囲気でわかっていたとしてもそれは決定的な証拠にはなりません。

浮気を徹底的に懲らしめたい、動かぬ証拠をつかんで訴えたいという気持ちを実現させるためには、録音という手段が有効です。

ただし、ただ漠然と録音するというだけでは裁判になった時、相手方や弁護士から証拠能力が低いと否定されてしまい、訴えてもこちらが敗訴してしまうことがあります。

法的に有効な録音方法について考えてみましょう。

スムーズに録音をするための工夫

まず、相手に黙って録音をしてしまうと、無断録音ということになるので任意性に欠けてしまい、違法収集証拠として証拠能力を法的に否定されてしまうことがあります。

録音する時は相手の了解を取りましょう。

といっても簡単にはいきません。

相手と対面で会う、そういう時にはまず話を聞く、その際に「事実関係を確かめる話し合いに勘違いや間違いがあるといけないので、記録させてください」と言って、テーブルの上にただ紙を切っただけの粗末なメモ用紙と鉛筆を用意しておくという古典的な手段があります。

そこで実際には録音をして記録すればいいのです。

こちらは嘘をついていません。

メモを全くしないで相手に喋らせるままにしておくと相手はなお油断してどんどん話します。

録音の際にはカセットテープを利用

録音する際にはカセットテープレコーダーを使用しましょう。

今は小型ICレコーダーも出ていて高音質で録音できます。

しかし電磁的媒体で録音をしても、ソフトウェアなどで改ざんが可能なので、証拠能力は低くなってしまいます。

編集不可能な生の肉声がきちんと録音できるという意味ではカセットテープの証拠能力は高いのです。

ただ、きちんと録音できるのか、音声が小さ過ぎて何を話しているのかわからないということでは困ります。

録音するのにきちんと音声が鮮明に入っている、テープが途中で切れてしまうということがないよう、リハーサルをして録音テストをしておきましょう。

具体的内容をきちんと話させる

さて、実際の話し合いの内容も大切です。

裁判では「いつ」「どこで」「誰が」が重視されます。

そこで、主語と述語を抜かないで相手に自分と妻、婚約者の(できれば名前入りで)話をさせることが大事です。

いつから関係が始まったのか、何度肉体関係をどのぐらいの頻度でどこで持ったのかということは、不貞行為の悪質性や具体性を立証する意味でも押さえておきたい重要なポイントになります。

また「なぜ」も大事です。

どういったきっかけで浮気をするようになって、あなたに対しての裏切りをどうしてそのまま続けるようになったのか、生々しい話を聞くのは辛いことかもしれません。

ただ、動機がはっきりとしているとより浮気の信ぴょう性が高まりますのでここは頑張りどころです。

相手を感情的にさせたら勝ち

相手は激高して話し合いの際に感情的になってくる場合も多いでしょう。

最初は相手が冷静に話していても逆ギレして怒り出すこともよくあります。

あなたはあくまで冷静に話を進めていきましょう。

あなたが相手を罵倒したり脅したりすると、裁判の際にあなたが不利になってしまいます。

浮気する妻や婚約者はあなたを悪者にして、それを浮気相手に吹き込んでいることも考えられます。

性格がひどい、私をまともに扱ってくれない、モラハラ男だなど吹聴していることでしょう。

あなたは一つ一つそれを論理的に覆していき、相手がした行為は倫理的に許されないことを指摘します。

相手は容易に怒り出してくれるので、感情的になった相手の自己中ぶりをそのまま録音してしまいましょう。

証拠保全には万全の対策を

さて、録音するのは証拠保全のためです。

そこで録音を慎重にダビングして保管します。

あなたと妻や婚約者が同居している場合には録音したテープを発見されないよう、自宅の絶対に捜索不可能なところに隠しておくのがいいでしょう。

しかし女も男もこういった際には自己保身に必死になりますから、できれば自宅外、信頼できる友人、職場に保管、銀行の貸金庫などに預けておけば万全です。

録音は動かぬ証拠になります。

また、決定的な切り札にもなります。

録音行為が相手にはっきりとバレていない場合には「録音してたから」と言うと今度は別の証拠隠滅方法や逃亡することを考え始めます。

最終場面に使えるよう、相手に知られていないのならば黙っておきましょう。